四季折々の自然を感じながらハイキングができる武田尾廃線コースは、その名の通り廃線となった線路や枕木そしてトンネルを残して整備されているコースになります。
親子でハイキングするのにぴったりな武田尾廃線ハイクです。
私たち親子は、初めてのハイキングを武田尾廃線ハイクにしました。最初のトンネルで「わ~きゃ~くらいー!!!」と興奮しながら歩いた思い出があります。
実体験をもとに、楽しめるポイントと魅力を紹介したいと思います。
親子で行きやすいスタート駅は?
廃線ハイクの最寄りの駅は、JR生瀬駅かJR武田尾駅になります。
①生瀬駅スタート→武田尾駅、②武田尾駅スタート→Uターン→武田尾駅。それぞれのスタート駅からコース入口までの説明したいと思います。
まずは、①生瀬駅スタートからコース入口まで20分強、なかなかの難関な道で車道脇道の狭い歩道を一列になって通っていかなければなりません。車の通りもそこそこあるので、気をつけながら進みます。
この入口までの道のりで、子どものテンションが下がらないように、パパママは工夫して、「ミッションクリアせよ!狭い道を安全にはみ出ないようにすすむ!」などゲームのようにすると、飽きずにやる気を出してくれるきっかけになるかもしれません。(うちの子だけかな笑)
次に②武田尾駅からコース入口までは10分程度。①のような狭い道はなく、歩きやすい道を進んでいくことができます。そしてコース入ってからは、行けるとこまで行ってUターンする自分ちで調整できるコースなので、無理なくハイキングできるルートになります。
まとめると、
①生瀬駅スタートは、コース入口までが少し難関なので、ゴールの武田尾駅まで歩き通す自信のある親子向け。
②武田尾駅スタートは、入口までがスムーズな道のりで、ルートも無理がなく自分たちのペースで調整がきくので、余裕を持っていきたい親子はこちらがおすすめです。
我が家は、4歳の息子連れで、コース入口まではグダグダでしたが、何とか①を歩き通せました。
生瀬駅からの廃線ハイクコースの詳細と魅力
生瀬駅をスタートして、20分ほど歩くとコース入口手前に仮設トイレがあります。この先ゴール付近までトイレはないのでこちらで必ずいっておきます。
廃線敷入口よりスタートです。早速、道の脇に流れる武庫川渓谷とごつごつとした大きな岩の風景の美しさに魅了されます。
トンネル出現!
15分ほど歩くと、廃線ハイクの最大の楽しみである一つ目の北山第一トンネル(318m)です。その手前に休憩ができる場所があるのでトンネルと渓谷を眺めながらお茶とお菓子ブレイク。
トンネルに入っていくと、もちろん真っ暗です。懐中電灯は必要だと思いますが、勇気があれば懐中電灯に頼らずに、だんだん目が慣れてくる感覚もおもしろく、チャレンジしてみるのもいいと思います。
続いて、距離が一番長い北山第二トンネル(413m)。そして横溝尾トンネル(149m)。次々とトンネルが出てくるので、飽きることなく、ワクワクドキドキしっぱなしです。
赤い鉄橋がかっこいい!
横溝尾トンネルと抜けるともう一つの魅力、赤い鉄橋の武庫川第二橋梁が姿が!
写真を撮らずにはいられない、壮大な赤い鉄橋に、子どもも大人もテンションがあがること間違いなしです。
自然の緑と赤が映えて、とてもかっこいい写真が思い出の一つになります。
親水広場でお昼休憩
そして、次の長尾第一トンネル(307m)を抜けると、休憩できる親水広場に出てきます。ここまでで、所要時間は1時間強です。
こちらでお昼休憩をとられる方が多く、レジャーシートを敷いたり、ベンチに座ったりして、お弁当タイムです。
河原があるので、その付近で休憩するもよし、石投げするもよしで、少し遊べるポイントでもあります。秋には紅葉も楽しめます。
ゴールの武田尾駅がもうすぐ
再出発して、少し歩くと長尾第二トンネル(147m)に入ります。トンネルにもだいぶ慣れてきて、少し余裕が出てくると思います。
最後のトンネル長尾第三トンネル(91m)を抜けて、コース入口に到着。再出発からのここまで所要時間は、30分程です。そしてコース入口からゴールとなるJR武田尾駅までは10分。
廃線ハイクコース4.7km、出発の生瀬駅から到着の武田尾駅までの所要時間は3時間程(お昼休憩も含めて)になります。
まとめ
武田尾廃線ハイクコースは、平坦な道なので親子で、無理なく気軽に楽しめるコースです。
そして6個あるトンネルが、ドキドキさせてくれ、迫力ある赤い鉄橋が待っていて、飽きる暇なくワクワクが最後まで続きます。
我が家は、ここを初めてのハイキングコースにして正解でした!
息子たちの大興奮ぶりと生き生きとした様子が見られて、親の私たちもうれしかったです。
ぜひ、親子で一番最初にチャレンジするハイキングに武田尾廃線コースを選んでみてください!
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